2016/05/14
ディレイとは、カウンターを受けた時などに、ボールを奪うのではなく、味方選手の戻る時間をかせぐために、間合いを取りながら相手の攻撃を遅らせるための守備戦術です。この動画は、3人で攻めてきた時に2人でディレイをしている動画です。
2対3の場合、2人がボールラインまで戻れていない状況のため、残りの2人で時間を稼いで、2人が戻る時間を稼ぐことになります。
(1)全員がボールラインまで素早く戻ること。
(2)ボールに近いほうの選手が、味方がいない方の相手選手へのパスコースを切り、間合いを取りながら徐々にボールホルダーにアプローチします。
(3)もう1人の選手は、マークする相手との距離をとりながら、相手とボールを同一視野に入れるポジションをとり、ボールがマークする相手に出てくるのを待ちます。
(4)ボールが出てきたら、すぐに奪いに行かず、シュートコースを切りながら味方の戻りを待ちます。
攻守の切り替えが早いフットサルでは、試合の中でディレイしなくてはならない場面は必ずあります。この動画のような対応が取れれば、失点は減らせるのではないでしょうか。