2016/05/14
相手ディフェンスのライン間に侵入して、守備組織のライン間のスペースを活用することを、「エントラリーニャ」(エントレ・リネアス)と言います。
フットサルにも守備の基本戦術として、ゾーンディフェンス、マークの受け渡しがありますが、特にゾーンディンフェンスを敷く相手には非常に有効なのがエントラリーニャです。
まずは、動画を見てください。
エントラリーニャを使って、ライン間のスペースでボールを収めると、そこから様々な次の攻撃戦術バリエーションが組み立てられることがわかると思います。
ちなみに、サッカーにおいても、ドルトムントの香川真司選手などが「ギャップで受ける」のが上手だといわれています。
また、サッカー戦術に詳しいある方は、
バルサのポゼッションを可能にしているポジショニング、ボールの動かし方と逃し方がすごくフットサル的であることに気づきました
といい、このエントラリーニャ(エントレリネアス)は、かつてはバルセロナ、そして現在はバイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術を体現する重要な動きだと説明しています。