ボールを回す基本戦術「エイト」

「エイト」とは、攻撃時に、選手が8の字を描きながらパスを回すチーム戦術で、フットサルのトップレベルでも実践されています。

ポジションを入れ替えながら、マークしてくる相手をはがしてスペースをつくったり、ピヴォにボールを入れるために、このエイトの動きが有効になります。

（1）まずは、わかりやすいこの動画をみてください。

パスを出した人が、直後に斜め方向に動き出します。

そのままではポジションが重なってしまうので、他の選手も、スペースメイクのために、ボールを出した方向と反対周りに選手が動きます。

（2）今度は、実際に各国のフットサル代表チームのエイトの動きをみてください。

パスを出した人が、味方にドリブルで寄りながらパスを出し、その直後に斜め方向に動き出し、さらに8の字に動いていることが良く分かると思います。

これは、ある1人の選手は、ダイアゴナルを使って斜めに前に走ったあとは、セーフティプレイヤーとして、後ろにもどってカウンターに備えるという動きを連続して行わなければならないということでもあるんですね。